自動車技術の発展は、「100年に一度の大変革期」と呼ばれるほど、目覚ましい発展を遂げております。 自動車技術の変革の大きな要となったのは、電子制御装置である「自動ブレーキ」や「自動車間距離制御装置」などで、その搭載車が近年は急激の伸びております。このような変革期に我々中小企業は、どう対応し、何をするべきか。その核となるのが、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」です。 我々のような整備工場も、このような自動運転技術や運転支援技術の高度化とともに、車検制度もその高度化に合わせて変わっていく必要があります。従来の整備内容に「電子制御装置整備」が加わり、OBD検査(車載式故障診断装置による検査)という検査が2024年10月より義務付けられますが、当社は他社に先駆けてこの検査装置を導入します。この装置の導入に併せて、整備点検システムを導入し、現在の当社の基幹システムである車検管理システムと連携させ効率化を推進します。また、車検証の電子化が、2023年1月よりスタートしていますが、陸運局とのオンライン化も進め、一気にデジタル化を加速させます。